Z会「幼児コース 年少」は意味ある?1年使ってわかった効果とデメリットを正直レビュー

Z会幼児コース年少の効果、口コミ評判 Z会

Z会の「幼児コース 年少」って効果ある?年少の子でもちゃんと取り組めるのかな?

自宅でできる通信教育として、多くの家庭で選ばれているZ会。幼稚園に入ったばかりの子どもにやらせるべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

わが家では、長女が年少になったタイミングでZ会の幼児コースをスタートし、小学校4年生になった今も継続中です。
次女も同じように年少から始めて、小学2年生の現在までZ会を続けています。

この記事では、Z会歴7年目の筆者が、「Z会幼児コース年少」体験談をもとに、教材内容や効果、実際の取り組みの様子などを詳しく紹介していきます。

この記事でわかること
  • Z会幼児コース年少ってどんな教材が届くの?
  • 年少の子でも続けられる?
  • 効果はあった?続けてよかった?

といった疑問をお持ちの方に、実体験としてお答えしていきます。

大野イチ

2人の子どもを育てながら、通信教育や家庭学習に取り組んでいます。
Z会の幼児コースは長女・次女ともに年少からスタートし、現在も継続中。
他にも、市販ワークや絵本定期購読、通信ペン習字など、家庭でできる“おうち学び”を日々実践。
このブログでは、我が家で実際に使ってよかった教材・学習習慣の工夫などを発信していきます。

大野イチをフォローする

Z会幼児コース年少の届く教材は?3つの柱+絵本で楽しく学ぶ

Z会の年少コースって、いったいどんな教材が届くの?
まだ文字も読めないのに大丈夫?

Z会年少コースの教材は、難しいお勉強ではなく、“楽しい体験の中で自然に学ぶ”ことを大切に設計されています。

届く教材は大きく3つ。
ワーク・体験教材・添削付きワークシートに加え、年少限定の絵本教材もついてきます。

実際にわが家でも「これ届いた?」「見ていい?」と、届くのを心待ちにしているほど楽しみにしていました。ここでは、それぞれの教材がどんな内容なのか、体験談も交えて紹介していきます。

興味のアンテナに寄り添う3つの教材+ミニ絵本

Z会年少コースで毎月届く教材は、大きく分けて次の3つです。

教材名内容と目的
かんがえるちからワーク思考力を育てるワーク教材。
1日1枚×月30回、1回5~10分で完結。
ことば・数・表現・生活・自然など多領域から出題され、「やってみたい!」を引き出す内容。
ぺあぜっと実体験ベースの課題集。親子で料理や工作・観察などを楽しみながら、「わかった!」「できた!」の喜びを味わえる体験型教材。
月4回程度。
ワークシート(添削あり)担任指導者によるコメントつき返送あり。
保護者には第三者視点からのアドバイスも届き、取り組みのサポートに役立つ。
Z会幼児コース年少教材

さらに、おすすめしたいのが、年少コース限定のZ会オリジナルのミニ絵本「いっしょにおでかけブック」。様々なテーマの絵本が毎月届くので、楽しみながら自然と読書の機会も増えます。

この「いっしょにおでかけブック」、わが家でも届いたらまず子どもたちが取り出して読んでいました。お気に入りのテーマは何度も読み返すほどで、ワークよりも先に開くことも多かったです。

クイズや絵探しなど、遊び感覚で語彙を増やしていけるのも魅力です。
6歳になってからも「この絵本あったよね」と思い出したように自分で引っぱり出して読むことがありました。

「本好きな子になってほしい」と思っている方にも、ぴったりの教材です。

2025年から「年少コースにも添削課題」が導入!

2025年から「年少コースにも添削課題」が導入!

これまで年中・年長のみだった「提出課題」に、2025年度から年少コースも対応開始
月1回、ワークの復習問題を提出すると、その子ども専属の担任指導者から講評が返ってきます

  • 子ども向けコメントで「できた!」を実感できる
  • 親向けアドバイスで、発達や理解度の目安がわかる
  • 「来月も出したい!」というモチベーションづくりに有効

こうした担任制の添削サポートがあることで、Z会の学びは「やらせる教材」ではなく、子ども自身が取り組みたくなる教材に変わっていきます。

年少の子どもにとって、「先生から返事が来る」「褒めてもらえる」という経験は、思った以上に大きな刺激。
「またやりたい!」という気持ちが芽生えることで、“学びの習慣”の土台を自然に育ててくれるのです。

さらに、保護者にも「この部分をよく見て考えていますね」「○○への興味が育っています」といった具体的な講評が届くため、目に見えにくい発達の変化や、家庭では気づきにくい視点にも気づかせてくれます。

筆者宅が利用していた当時、年少コースに添削課題はありませんでした。担任の先生からのコメントは、子どもも毎回楽しみにしていたので、年少コースから導入されたのは羨ましい…!

ひらがな学習の特典教材も充実

Z会年少コースには、ひらがなの学びを楽しくスタートできる入会特典もついています。

  • にこにこひらがなひょう」4~9月入会特典
  • ひらがなカードセット」10月号受講特典
  • かたちで あそぼう おえかきセット

いずれもシールやすごろくなどの遊び要素があり、「文字に触れるのが初めて」という子でも、自然に親しめるように工夫されています。

「ひらがなひょう」の特典は8月末までの期間限定です。
検討中の方は、早めにチェックしておきましょう。

紹介した特典や教材を実際に見てみたい方は、まずは無料のお試し教材を取り寄せてみるのがおすすめです。
お試し教材・入会申し込みはZ会の通信教育<幼児向け>からできます。

Z会幼児コース年少って受講料はいくら?割引はある?

Z会年少コースの受講料は、支払方法によって異なります。
長期一括払いを選ぶことで、最大15%の割引が適用される仕組みです。

支払方法月あたりの金額割引率
毎月払い3,500円
6カ月一括払い3,325円約5%割引
12カ月一括払い2,975円約15%割引

※上記は2025年度の年少コース価格。送料・教材費・副教材・提出課題などすべて込み。

12カ月一括なら、年間で約6,000円以上おトク

ひと月当たり3,000円未満か。
教材や提出課題・保護者向け情報が毎月届くなら、かなりコスパが良いかも!

Z会幼児コース年少ってどう?1年続けた体験談レビュー

Z会幼児コース年少を1年続けた「効果」と我が家の「体験談」

でも、年少コースって3、4歳でしょ?実際やる意味あるのかな?

まだ子どもが小さいから、通信教育なんて早いんじゃ…と思う方も多いはず。

我が家も「本当にこの年齢でやる意味あるのかな…」と半信半疑でしたが、実際に取り組んでみると、まだ物心がつかないうちから教材に親しんでおいたことで、「あと伸び」の効果がしっかりでています。

幼児コース年少の効果はどうだった?長女の場合

Z会年少コースを通して、劇的に何かが「できるようになった」というよりも、“学びに対する姿勢”が育っていったように感じています。

多くのお子さんは、小学校に上がってから初めて本格的に「勉強」をしますよね。
そうすると学校の宿題すら苦痛に感じて、勉強嫌いが加速してしまうことも

Z会を年少から始めた我が家の子どもたちは、教材に対して一切の抵抗感がなく、毎月新しいワークが届くのを楽しみにしていました。
ときには「今日で半分やっちゃった!」というくらい一気に進めてしまうことも。

年少から「学ぶって楽しい!」という感覚が育っていたおかげか、小学校に上がってからも勉強に前向きに取り組めています。
授業では毎回のように挙手・発表をしたり、ドヤ顔で満点のテストを持ち帰ってくることもあり、親としてはやってきてよかったな」と感じる場面が増えました

次女のときも同じように始めた理由

長女でZ会を始めたときは、「年少で通信教育なんて続けられるかな…」という不安もありました。
ですが実際に取り組んでみると、教材への抵抗感もなく、むしろ「楽しい!」と感じながら自然と学びに親しむ姿勢が育っていくのを実感!

だからこそ、妹が年少になったときも、迷うことなく同じようにZ会を始めることにしました

Z会幼児コース年少はこんな家庭におすすめ!注意点もチェック

Z会幼児コース年少はこんな家庭におすすめ

Z会年少コースが気になってはいるけれど、「うちの子に合うかな?」「まだ早いのでは?」と迷っている方も多いかもしれません。

そこでこの章では、実際に受講して感じた向き不向きを整理しながら、Z会年少コースが“おすすめできるご家庭”と、“少し注意が必要なケース”を紹介します。

教材の内容や子どもの反応などもふまえて、ぜひ判断材料にしてみてください。

Z会幼児コース年少が向いているご家庭
  • 学ぶ習慣を自然に身につけさせたい人
    教材は遊びの延長のような構成で、「お勉強している」という感覚なく、学びに親しめる内容になっています。
    学びへの抵抗感を育てたくないご家庭におすすめです。
  • おうち時間を有意義に使いたい人
    毎月届くワークや絵本教材を使って、親子のコミュニケーションをとりながら取り組めます。
    まとまった時間が取れなくても、日々の生活に無理なく取り入れられます。
  • 教室への送迎が難しい人
    通信教育なので、送迎不要。
    共働き家庭や下の子の育児で忙しいご家庭でも、好きなタイミングに自宅で取り組める点が大きなメリットです。

一方で、以下のようなニーズをお持ちの場合には、Z会幼児コース以外の選択肢も検討するべきでしょう。

  • 親のサポートなしで完結させたい人
    年少コースは、親子で一緒に取り組む前提の内容です。
    まだ一人で進めるのは難しく、ある程度の関わりは必要です。
  • とにかく先取りやハイレベルを求める人
    Z会は「学年相応の深い理解」を重視した設計です。
    難問や先取り学習を期待するなら、他のサービスが向いている場合もあります。

ご家庭でコスパ良く学習習慣を育てたいなら「Z会幼児コース」は本当におすすめ。
その一方で、先取り重視や親のサポートに抵抗感がある方には通塾タイプの教育サービスが向いています。

ただし、小学校までの先取り詰め込み学習は高学年になる頃には周りとの差がつかなくなるなど、その効果については限定的と言われています。まずは、勉強習慣をしっかりつけておくことが大切です。

Z会幼児コース年少に関するよくある質問

ここからは、Z会幼児コース年少について、筆者がよく聞かれる質問にQ&A形式で答えていきます。

Q
年少から通信教育って早すぎませんか?
A

そう感じる方も多いですが、Z会年少コースは「親子で楽しむ」を前提とした教材構成です。文字や計算の先取りではなく、「やってみたい!」という気持ちを育てることが目的なので、無理なく始められます。

Q
料金はいくら?
A

年少コースの受講料は以下の通りで、12カ月一括払いを選ぶと最大15%の割引が適用されます。※料金はすべて2025年度の価格です。

  • 【毎月払い】3,500円/月(割引なし)
  • 【6カ月一括払い】3,325円/月(約5%割引)
  • 【12カ月一括払い】2,975円/月(約15%割引)
Q
教材って毎月ちゃんと届く?負担にならない?
A

毎月決まった時期に教材が届きます。1カ月分は無理のない分量で、基本的には親子で週1〜2回取り組むペースを想定。特別教材が届く月もあるので、子どもが毎月楽しみにするようになりますよ。

Q
親がつきっきりで教えないといけないの?
A

解説やアドバイスは付いていますが、先生のように教える必要はありません。子どもの「なぜ?」「やってみたい!」に寄り添ってあげることで自然と進みます。我が家では「一緒にやる時間」が親子のコミュニケーションにもなっていました。

Q
他の幼児教材と比べて、Z会の強みって何?
A

「問題を解く力」よりも「考える力・観察力」を重視している点が特徴です。さらに、親向け情報誌や提出課題の添削もあるため、幼児期から学習のサイクルに自然と慣れていけるのが強みです。

まとめ|Z会幼児コース年少は、”学びの土台”を育てたい家庭におすすめ

この記事のポイント
  • Z会年少コースは、「勉強を教える」よりも、「学びに親しむ姿勢を育てる」ことを目的とした通信教育。
  • ワーク・体験・絵本・保護者サポートがセットになっていて、親子で無理なく続けられる
  • 年少からの提出課題や担任コメントで、「できた!」の体験を積み重ねられる。
  • 一人では難しい年少期だからこそ、親子で取り組む時間そのものが学びになる。

わが家では、長女・次女ともに年少からZ会をスタートし、どちらも楽しみながら学習を継続できています。
そのおかげか、小学校に入ってからも「学ぶことが好き」「できることが増えるのが嬉しい」という感覚が自然と身についていると感じます。

「まだ年少だし、早いかな…」と迷っているご家庭にも、Z会は“はじめの一歩”としてとてもおすすめです。まずは、お試し教材から始めてみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました